歩くのを嫌がり転びやすい子。運動が苦手なの?

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2020/02/08

出典:すくすく子育て[放送日]2020/02/08[再放送]2020/02/15

幼稚園やお出かけの帰り道、歩かなくなることがよくあります。また、つま先が上がっていないのか、よくつまずいて転びます。うちの子は運動が苦手なのではないかと気になっています。
(3歳9か月 男の子のママ)

多様な動きを経験することで、できることが増えていきます。

回答:吉田伊津美さん

3歳では、まだ運動が得意か苦手かというのは分からない時期だと思います。一定の動きがスムーズにできるようになるには、體を動かす経験の量が必要です。いろいろな動きを経験することで、これからできることが増えてくると思います。
3歳ぐらいの子がよく転ぶ理由は2つあります。1つはプロポーションが大人と違うこと。頭が大きく手足が短いため重心が高くなり、大人に比べて安定感がありません。もう1つは動きのぎこちなさです。まだ、狀況に応じてうまく體を動かせないためです。
手をだらんと下ろしたままドタドタ走っていて、うまく走れないようです。走り方を教えたほうがいいのでしょうか。

走り方を教えなくても、走る経験を通して合理的な動きを身につけていきます。

回答:吉田伊津美さん

走り方を上達させるために大人が教える必要はまだありません。走る経験を重ねるなかで、無駄を省いて合理的な動きができるようになっていくのです。大人が教えなくても歩けるようになっていくのと同じですね。

発達にともなう子どもの走り方の変化

発達にともない、子どもの走り方は変わっていきます。

はじめは、腕を振らずにぺたぺたと足だけで進む「パターン1」。「パターン2」は腕を振ってはいるものの、左右のバランスがとれていない狀態です。走る経験を重ねることで、少しずつ足を蹴り上げ、大きく両腕を振ることができるようになっていきます。
最終的には、腕を大きく振り、膝をしっかり伸ばしてスムーズに走る「パターン5」になるのです。
最近の3?5歳の子どもたちの9割以上が、パターン1か2の走り方です。たくさん走ることで走り方は変わっていきます。

「運動神経」? 「運動能力」?

私たちがよく使う「運動神経」という言葉は、運動の能力を指すことが多いようです。この「運動能力」は、総合的な「體力」と密接な関係があります。
「體力」は、さまざまなとらえ方がありますが、一般的には、「精神的要素」と「身體的要素」に分類されます。このうち、「身體的要素」には、病気などに抵抗する力である「防衛體力」と、筋力や敏しょう性などの體を動かす力、「行動體力」があります。

「行動體力」が「運動能力」にあたるとされていますが、意思や意欲などの「精神的要素」も運動能力に大きく影響します。
3歳の時點では「行動體力」や「精神的要素」はまだ発達しておらず、「運動能力」はこれから育つ段階です。


子どもたちに、元気に體を動かして遊んでもらうにはどうしたらいいでしょう?

おもしろそうな場所、仲間、扱いやすい道具?遊具などがあると楽しく遊べます。

回答:吉田伊津美さん

元気に遊ぶためには、「おもしろそう」「楽しそう」と思えることが重要です。おもしろそうな場所、一緒に楽しめる仲間、扱いやすい道具や遊具などがあると、遊びが楽しくなると思います。
例えば、ボール遊びをするとき、大人用のサッカーボールのような重くて硬いものよりも、子ども用の柔らかく扱いやすいボールのほうが楽しく遊べます。その子が楽しめるものかどうかを考えてみるとよいでしょう。また、公園などに行くと周りでボールを蹴っている子がいるので、それが刺激になって、自分も同じことをやってみようと思うこともあります。そのような環境による影響も大きいと思います。

子どもの目が輝いてワクワクドキドキしていることが原動力になる。

回答:野井真吾さん

何よりも、子どもが楽しいかどうかが大きなポイントです。目も輝いてワクワクドキドキすることが原動力になると思います。その原動力があれば、體を動かす遊びの継続も期待できるのではないかと思います。

すぐ疲れてしまうので、體力がないのではないかと心配です。

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